笑顔を取り戻すための支援活動に躍進するUNICEF

Last Updated on 2024年11月27日 by ainmana

UNICEFとは、世界中の難病や飢饉、伝染病といった疾病や理不尽な暴力や搾取などの生きていくのが困難な子供達を支援する団体で、1946年に設立された国際機関です。

UNICEFの組織は世界中に存在しニューヨークに所在するUNICEF本部では、基本方針や各援助事業方針の作成といった組織の基本となるあらゆる支援活動が取り決められ、その他の国との連携も取りつつ様々な活動が行われております。

 

日本とUNICEFの関係

コペンハーゲンに存在する物資供給センターでは支援に必要な物質の買い付けや保管、発送が行われており世界中で苦しむ子供達に向けて支援物質を届ける役目を果たしております。

イタリアのフィレンツェに所在する研究所では、世界の子供達の状況の把握や分析がなされ、生きるのが困難な状況に置かれている子供達やその環境についての情報発信を世界中に送ることにより、人々に問題に目を向けさせる効果を上げています。

また、状況の把握や分析によって飢饉や難病といったあらゆる苦難に対する対策を講じることが可能となり、一人でも多くの命が救われることに繋がります。

また、日本とも密接な関係があることでも知られており、1949年に日本の子供達に向けて粉ミルクと衣料の支援がされました。

それ以来日本ユニセフの東京事務所設立にも繋がり、ニューヨーク本部直轄の国際機関事務所として日本の学術団体やNGOといった支援団体とUNICEFを繋ぐ役割を果たし日本国内での活動の活発化にも貢献しております。

このように世界中の様々な国に存在する組織との連携で、難病や支援が必須な環境に置かれているあらゆる子供達の支援を執り行う活動に尽力している団体です。

活動分野も病気や飢饉以外にも教育や保護といった活動がされており、子供達の未来がより明るくなるような努力がされております。

 

保健や衛生、保護などの支援活動を行う

設立以来、揺らぐことなくどんなに生きていくのが困難な状況に置かれている子供達でも、一人ひとりの命や人権が尊重される活動に取り組むという信念のもと、様々な支援に尽力されており世界中から集められた活動資金をもとに保健や衛生、保護などの支援活動が行われております。

世界中では未だに紛争や災害で苦しむ人たちが溢れ、それにより若くして親や家族と生き別れてしまったり死別してしまったりして心身共に傷付くだけではなく、環境面でのマイナスな要素が発生してしまったことが要因できちんとした教育が受けられなかったり、毎日の食料や住居で困ったりするなど生きる上での困難に直面する方は世の中に多く存在します。

特に紛争がよく勃発する地域では、このような環境で苦しむ子供達やその家族で溢れ、今日という日を生きるだけでも困難な方々が溢れています。

コペンハーゲンや各地の供給機関からこういった方々の迅速な支援を可能にするため、早急に物質が送り届ける物流システムが確立されており緊急状況に置かれている方々の救済に役割を発揮しております。

 

子供達の明るい未来へと繋ぐ教育の支援

その他にも、子供達の明るい未来へと繋ぐ教育の支援にも力を入れています。

教育を受けるということは、豊かな暮らしやその発展にも繋がることなので非常に重要であり誰もが平等に受けるべきことですが、世界では未だに学校に満足に通えていない子供達がたくさん存在しています。

教育が受けられないということは、その個人だけではなく未来の社会の構築にも悪影響と言えます。

そういった明るい未来の発展に繋がる教育の支援活動にも力を入れており、学校に満足に通えずきちんとした教育を受けられない子供達に学ぶ環境を与える活動に尽力しております。

教育が受けられない原因は様々で紛争や災害、家族との離別などいろいろな要因が絡んでおり、学校に行きたくても行けない子供達が世界中にたくさん存在しています。

そういった現状を打破するための地道な活動の影響により、2000年の時点では1億人ほど存在した学校に通えない児童に学校教育が受けられる環境を与え、誰もが平等に教育が受けられるような活動に日々取り組んでおります。

 

忘れてはいけない東日本大震災に対する支援

また、日本で生活しているなら忘れることが出来ない東日本大震災に対する支援がされていることも重要です。

2011年の3月11日に発生したこの震災による地域のダメージや犠牲者の数は図り知れませんが、様々な尊い命が犠牲となりました。

家族との死別やそれ以前にはあった生活環境が出来なくなり、日本全土が壊滅的な損害を被るほどの災害として人々の記憶に残り続けています。

UNICEFでは震災発生後の２日後には支援活動が執り行われ、緊急事態の対応への早さと復興支援で多くの人々の救済を行いました。

復興支援活動は未だに継続して執り行われており、学校に行けなくなった子供達や住居環境が無くなって困っている方々などといった、震災による犠牲者の方を救うための活動が日々行われておりその設立以来の信念のもと、1人でも多くの方が笑顔を取り戻せるように活動している団体です。