角質とは?

Last Updated on 2024年11月27日 by ainmana

角質とは、肌のいちばん表面にある層で、ふだん私たちが目にしている部分です。
角質は、いわば「お肌の死んだ細胞」です。
ケラチンというタンパク質からできており、たくさんの細胞が積み重なって層になっています。

その厚みは0.02ミリと驚くほど薄いのですが、その「バリアー機能」で外界の刺激や、雑菌から真皮を守ってくれたり、水分が肌から蒸発するのを防いでくれているのです。

古くなった角質がはがれない肌は通常、細胞が生まれてから28日間で自然に剥がれ落ちます。
この、肌の周期(ターンオーバー)が繰り返されることで、ツルツルのすこやかなお肌が保たれるわけです。

この本来はがれ落ちるはずの細胞が、自力ではがれ落ちることができず、肌に残ってしまうことがあります。
古い角質の肌は、透明感がなくなりクスミがちになります。

また、角質層がジャマをして、せっかく化粧水や乳液をつけても、水分、油分などの栄養分が浸透しづらくなってしまいます。
肌の正常な働きを妨げてしまうため、小ジワやニキビができやすくなってしまうんです。
自然に剥がれ落ちるまで、そっと見守るのがおすすめですが・・・

どうしても気になる場合は、優しく取ってあげるのも手です。
ただし、ゴシゴシこすったり、無理やり削ったりするのは厳禁です。
角質層を落としすぎると、バリアー機能が低下して、あらたな肌トラブルが発生する可能性もあるので要注意スキンケアは、あくまでソフトに優しくが鉄則です。

最近、角質除去で人気を集めているのは「ピーリング」です。
ピーリングとは英語で「皮をむく」という意味で、薬品をつかって古い角質をはがし落とすという美容法です。

万一、ピーリングをしてヒリヒリしたり、肌が突っ張るようであれば、本来必要な角質層まで落としてしまっている可能性があります。
もっと弱いピーリング剤に変えるか、低刺激といわれるAHA(フルーツ酸)配合の石鹸や、クレイパックなどにチェンジしてみると良いでしょう。

 

参考:酵素洗顔パウダーおすすめ