日本人と神社について
Last Updated on 2024年11月27日 by ainmana
「日本の神社の歴史に興味がある」
「神社本庁がどこにあるか知りたい」
「近々結婚式を挙げる予定だが、教会か神前式が悩んでいる」
結婚式とは人生において一世一代の晴れ舞台であると言えます。
特に女性にとって結婚は、愛する人と結ばれ一生添い遂げることを誓う大事な儀式であり、一番幸せに感じる旬でもあると言えるんです。
多くの人が求婚され結婚が決まると、結婚式場や大手のラグジュアリーホテルなどで結婚式と披露宴を行います。
人々で挙式を披露することで、公に夫婦になることを公言し認め貰うものでもあって非常に大事な儀式でもあるんです。
伝統的で古式ゆかしい神社などでの神前式なども人気
ウェディングドレスにヴェール、ティアラなどにあこがれる人も多く、高度成長期からは洋装式で西欧のキリスト教の挙式を上げる人が非常に多かったです。
しかしながら令和の時代に突入し、独自性や個性を尊重したり、心に残る思い出深い式を流行に流されずに行いたいとするカップルが多くなってるんです。
そこで伝統的で古式ゆかしい神社などでの神前式なども人気になりつつあるのです。
高度成長期以前の日本はというと、このように伝統にのっとった和婚が主流でした。
花嫁は白無垢に角隠しを身に着け、神様の前で祝詞を奏上したり、三々九度に盃を交わす儀式が行われたのです。
荘厳で神秘性に満ち、趣深い結婚式だったんです。
こうした伝統的な儀式にのっとって行われる和婚が、若い人にとっては非常に新鮮であえて神社での結婚式を選択する人も増えつつあるんです。
他のは参進の儀といって新郎新婦が参列者とともに境内を練り歩いたり、巫女の舞を見ることができるなど、日本人でありながら普段はなかなか目にすることのできない伝統儀式を目にすることもでき、参列者にとっても新郎新婦にとっても思い出深い印象的な結婚式になるのです。
神様の前で行う結婚式は日本人の本来あるべき姿
そして神様の前で行う結婚式は、日本人の本来あるべき姿であると言っても過言ではないでしょう。
日本人というと西欧に比べて信仰心が薄い、宗教を信じない人が多いと言われがちです。
日本人当人も西欧ほど日々神様を身近に感じたり、毎日祈祷をする人は少ないでしょう。
しかしながら日本人も人生の節目節目で神様に祈祷し、人生の指針や糧になっていることは確かなのです。
自分が知らないうちに、神事をことあるごとに行っているのも事実なんです。
例えば母親が妊娠した場合には、安産祈願で参拝に訪れます。
子供が無事に生まれれば、五体満足であったことに感謝を伝えにお礼参りに伺うんです。
そして大学受験や就職試験など合格祈願に受験の神様に参拝に行ったり、車を購入すれば安全運転祈願にも訪れます。
家屋を購入すれば地鎮祭も執り行うのです。
子供の成長に合わせて七五三参りを行ったり、新年のあいさつには国民のほとんどが初詣にも訪れます。
一年を振り返っても神様に触れ合い、祈願することがどれほど多いかがわかってくるでしょう。
そして地方であろうと都心部だろうと町のいたるところに大小さまざまな神社があることに気づかされます。
これらは何千年と日本国民によって守られ、受け継がれ祈りがささげられてきたわけです。
日本人の心には潜在的に天照大神があると言っても過言ではありません。
総元締めが三重県伊勢市の伊勢神宮
何気なく自宅近くの神社でことあるごとに祈願に訪れていますが、実はこれらの総元締めが三重県伊勢市にあるんです。
それが日本で一番大きいとされる伊勢神宮というものです。
近所で祈りをささげたものはすべて伊勢神宮に通じているわけなんです。
(参考:神社本庁)
そして伊勢神宮の参拝を伝統にのっとって正式に国民を代表して執り行ってくれる立場の方がいます。
それが日本の皇室、つまり天皇家というものとなるわけです。
天皇とは国民の象徴であり、国民を代表して日々国民の健康と平和を祈願してくれているんです。
皇室行事のほとんどが、こうした天照大神の神事にのっとって行われていることを知らない人も非常に多いのです。
その昔は、天皇自体が現人神として奉られ、一般国民はそのお姿を目にすることも出来ませんでした。
それが現代では国民の象徴となって、手本となるべき存在になって国民に敬愛されているんです。
この皇室自体も、日本の伝統文化と言われるものなのです。
なぜならその血筋が数千年前にまでさかのぼり、これほど血族が反映した王族などはほかに類を見ないからです。
まさに世界唯一の血族であり、日本人が世界に誇るものであって、守るべき血族であり血統であるんです。
まとめ
しかしながら皇室の在り方が現代になって今非常に注目され、大きな課題を呈しています。
天皇を継承するのは男系男子に許されていると皇室典範に記載されており、現代その男系男子の存在がなくだれが後継するのか、どうやって天皇をだあれが引き継ぐのかが非常に問題になってます。
そして皇室というスタイル、伝統文化にのっとった生活自体が現代に即していないと疑問視する声も多くなっているんです。
国力が低下し、経済状況が悪い日本で、莫大な数億という血税を皇宮費として使うことも問題視する評論家も多数います。
日本人が信仰してやまない神社や天照大神、そしてそれを代表して祈願する天皇家の在り方など問題が山積しているんです。